持分の定めのある社団法人では、出資金対策が必要になる場合があります。
誰が医業承継候補者か、出資金の評価額は如何ほどかなど経営権財産権の両側からの対策が重要です。
出資金って何?
出資金とは、医療法人設立の際などに法人に出資した財産の価額です。持ち分の定めのある社団医療法人では、経営成績等によりその価値(評価額)が上下します。
なぜ出資金対策が必要??
出資をした方は医療法人の社員(職員の意味ではありません)となり、社員総会において法人経営の重要判断をする立場にあり、誰にでも譲れるものではありません。また譲る際にも税負担が発生することがあり、計画性のある対策が必要です。
・親族への承継の場合・・・出資金の評価額が高ければ高いほど、承継の際に税金の負担が大きくなります。
・第3者への譲渡の場合・・・出資金の評価額が高ければ、当然よい条件で譲渡することができるでしょう。
・他の医療機関との合併の場合・・・出資金の評価額が高ければ、それに比例して経営権等が大きくなることがあります。

