老健施設・介護医療院の利用者負担引き上げ(2025年8月~)

昨年の介護報酬改定時に示されていた、介護老人保健施設と介護医療院の報酬引き下げと利用者負担の引き上げ(8月~)が目前に迫りました。
厚生労働省より、あらためて周知の案内が出されています。(リンク
今回は、老健施設や介護医療院の多床室に入所し、負担金が減額されていない方が対象になります。
施設から介護報酬請求する基本報酬が1日26単位引き下げられ、利用者が支払う居住費(基準費用額)が1日260円引き上げとなります。
利用者負担は増えるものの、施設の収入は変わらないということも含めた、しっかりとした説明が必要になると考えられます。
(画像は厚労省の案内より抜粋したもの)


骨太の方針2025(閣議決定)医療関係は… (6/16更新)

2025.6.16更新
骨太の方針2025年が6月13日に閣議決定しました。
医療に関わる記載としては、以下のものが挙げられます。
・医療介護分野の公定価格の引き上げと処遇改善
・医療DX促進として、マイナ保険証利用促進、電子カルテ情報共有の共有、電子処方箋の利用拡大
・新しい地域医療構想の2026年策定に向けた病床数削減、医師の地域及び診療科偏在への対応
・高額療養費の変更に関する方針の決定
・リフィル処方の普及、定着
・保険外併用療養費の対象範囲拡大、OTC類似薬の保険給付のあり方
公定価格の引き上げは特に注目されていますが、医療DXや医師偏在なども昨年に引き続き記載されています。また、新たな項目としては、審議がストップした高額療養費のほか、保険給付関連としてOTC類似薬の記載が見受けられます。

リンク 骨太の方針2025年


2025年6月配信の動画コンテンツを追加しました(医業経営支援Ch:You Tube)


医業経営支援Ch(YouTubeチャンネル)の2025年6月配信の動画コンテンツを追加しました。
今回は、クレーム対応対応への基本的な考え方を配信しています。
動画の一部を紹介しています。
全編は限定配信で、経営相談(初回無料)のお申込みで視聴URLを案内しております。
問い合わせフォームよりご連絡ください。
<配信履歴>
・窮地に陥ったクリニックの経営改善事例
・応募が集まる魅力的な求人ページの作り方
・どうする!従業員の離職が止まらない
・職場の雰囲気も変える医療接遇の取り組み
・経過措置終了など2025年の対応について
・モチベーション爆上がりの仕組み作り
・業務の「振り返りと整理」のすすめ
・医療法等の改正~医療提供体制の見直し~
・AIを味方に!情報発信を加速する
・クレーム対応対応への基本的な考え方


クレーム対応への基本的な考え方(YouTube動画:限定公開)


弊社YouTube 医業経営支援チャンネルにて、2025年6月配信の動画を限定公開しました。
動画の一部を紹介していますので、ぜひご視聴ください。
全編は限定配信です。
経営相談(初回無料)のお申込みで視聴URLを案内しております。
問い合わせフォームよりご連絡ください。

クレーム対応対応への基本的な考え方
小さな不満も、重なっていけばクレームへと発展していきます。
より大きなトラブルにならないよう基本的な対応を確認します。
クレームを無くす最適解はないが、クレームに至らないようにする努力は可能です。

原則として医行為ではない行為に関するガイドラインの公表

介護施設等の入居者の多くは、何らかの病気を治療していたり、体調の管理が必要です。
そのような方を介助するスタッフにとって、医療行為との兼ね合いから、何なら法に触れることなくできるのかということは気になります。
今般、厚労省の研究事業を通じて「原則として医行為ではない行為に関するガイドライン」が公表されました。
39の行為について取り上げ、条件がまとめられています。
普段の業務の確認のほか、現場でのワークシェア、マニュアル整備等の参考になると思います。
リンク 介護現場における医行為ではない行為に関する調査研究
リンク 厚労省事務連絡(介護保険最新情報)